「トランプ氏詣で」、フロリダの私邸に経営者らが続々訪問

財界リーダーらに自身が歓迎されていると認識
トランプ次期米大統領と孫正義氏(12月16日)Photographer: Andrew Harnik/Getty Images(写真:ブルームバーグ)

トランプ次期米大統領は16日、テクノロジー企業の経営者や創業者たちが次々とフロリダ州の私邸を訪れ会談していることについて、8年前の初当選時とは対照的に財界リーダーらに自身が歓迎されているとの認識を示した。

トランプ氏はソフトバンクグループの孫正義会長兼社長との会談後の記者会見で、「素晴らしい経営者が多くやって来る。一流の経営者やバンカーが電話してくる」と述べ、アルファベット傘下グーグルの共同創業者で資産家のセルゲイ・ブリン氏と会ったと付け加えた。

孫氏は会見で、同社が米国に1000億ドル(約15兆4000億円)投資する計画を発表した。

ここ数週間、トランプ氏はフロリダ州の私邸マールアラーゴで、テクノロジー業界のリーダーたちと次々と会談。11月にはメタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ氏と夕食を共にし、先週はアルファベットのスンダー・ピチャイCEOやアップルのティム・クックCEOと面会した。さらにアマゾン・ドット・コムの創業者で億万長者のジェフ・ベゾス氏とも今週中に会う予定だとトランプ氏は明らかにした。

トランプ氏は「私は、ほぼ全員と夕食を共にした。他の人々も来ている」と述べ、経済界からの働き掛けを「1期目との大きな違いの一つ」と指摘。「1期目は誰もが争っていたが、今回は誰もが私の友人になりたがっている」と語った。

同氏は2期目の政権発足後、外国製品全てに10-20%の包括関税、中国製品に最大60%の関税を課すなど、広範な追加関税の方針を表明。こうした公約を受け、財界リーダーの間では、関税でサプライチェーンが混乱し、通商関係が妨げられかねないと懸念が広がっている。

著者:Akayla Gardner、Hadriana Lowenkron

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